1.日本経済社会の基礎
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1.(12) 個別企業・事業所が労働生産性向上に取り組む時、労働生産性はどのような要因で決まるかについて大局的視点をもつことが重要です。
働く人々の生活が向上していくためには、実質賃金が着実に上昇していく必要があります。実質賃金が上昇する...
2025-08-12 -
1.(11) 戦後集中的に整備された社会資本(道路、橋、河川、港湾、上下水道など)の老朽化が進む中、今後の公的固定資本形成(=公共投資)のあり方を考えます。
戦後日本経済は、産業・生活基盤整備のために多額の公共投資を投入して社会資本を形成してきました。しかし...
2025-07-31 -
1.(10)民間住宅投資の水準を左右する新設住宅着工戸数はどのような要因によって決まるのか? を考察します。
居住用住宅建設をめぐって現在では、山林や丘陵地帯などを開発して郊外型大規模住宅団地を開発するケースは...
2025-07-25 -
1.(9) 民間企業設備投資は戦後どのような動きをたどったのか?期待成長率という視点から振り返り、今後の立ち位置を考察します。
戦後日本経済では、「民間企業設備投資が拡大すればGDPが増加し、その果実は賃上げの原資となり、国民生活を...
2025-07-11 -
1.(8)賃上げ主導の経済成長径路のカギをにぎる家計最終消費支出を考える:家計最終消費支出が着実に増加する条件は何かがポイント。
家計最終消費支出は、賃上げ主導の経済成長を定着させるカギを握っています。ですから、将来の家計最終消費...
2025-07-09 -
1.(7) 産業連関分析では生産者価格が価格の中心です。生産者価格の決定要因と産業全体に与える影響及び消費者物価指数との関係を論じます。
代表的な物価指数として、企業間で取引される時の財・サービスの価格を対象とした企業物価指数や家計が購入...
2025-07-07 -
1.(6) 産業連関表において産業別の生産額はどのように決まり、国民経済レベルのGDPとどのように関係するのでしょうか。
伝統的な産業連関分析は、ケインズの「有効需要の原理」を産業レベルに応用したものです。ケインズが分析対...
2025-07-04 -
1.(5)産業連関表の見方を理解して、「経済効果」を見抜く力を養おう。
大阪・関西万博は多くの問題を抱えながらも4月13日から始まっています。大阪万博をめぐっては、準備が遅々と...
2025-06-04 -
1.(4)有効需要の原理を産業レベルに応用した産業連関分析とはなんだろうか?
「需要が生産を規定する」という有効需要の原理は、国民経済レベルのGDPそのものを分析対象とし、それがどの...
2025-05-21 -
1.(3)需要はどのようなプロセスで創出されるのだろうか?簡単な事例で考えてみよう。
「需要が生産を規定する」という有効需要の原理は、中長期的な安定した経済成長率を実現しようとする場合、...
2025-05-16
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